今週の練習2月18日 ~全員が同じメニューをこなす意味~

今週も、いつもと同じように、準備運動～打ち込み～スパーリングという流れで練習を行いました。

練習では、走り込みやマット運動、筋力トレーニングなど、基礎的な運動能力を身に付けるためのメニューを多く取り入れています。
また、得意・不得意によらず、できるかぎり全員が同じメニューをこなせるように工夫をしながら指導しています。

レスリングが上達するための練習方法には、二つの方向性があるように思います。
一つは、自分の特徴を活かして得意な部分を伸ばすための練習方法。そしてもう一つは自分が苦手な部分を克服するための練習方法です。
多くの場合、得意な部分を伸ばすための練習には積極的に取り組むことができますが、苦手な部分を克服するための練習には消極的になりがちです。

しかし、レスリングでは総合的な運動能力が必要であり、苦手な部分を克服するための練習にも取り組む必要があります。
できるかぎり全員が同じメニューをこなす目的の一つは、知らず知らずのうちにそれぞれの子どもたちが苦手だと思っている部分を克服して、運動能力を高めることにあります。
自分一人では消極的になりがちな練習でも、みんなで応援しあいながらであれば、楽しみながら積極的に取り組むことができます。

来週は、栃木県ジュニア合同練習会に参加する予定です。
いつもとはちがう相手と練習できるいい機会ですので、いつも以上に積極的に取り組みながら一つでも苦手な部分を克服できるようにがんばりましょう。