今週の練習3月4日 ~春、大会へ向けて始動！~

今週は、先日の合同練習で教わったマット運動や体幹トレーニングを取り入れた準備運動を行ったのち、タックルに入った状態からの攻防やスパーリングなどを行いました。

準備運動では、仰向けになり、脚を上にあげながら、首、肩、肘のみで進む動きや、2人1組で行う体幹トレーニングを新たに取り入れました。

レスリングは、全身を使ってあらゆる動きに対応しなければならないスポーツです。そのため、普段はやらないような変わった動きをたくさん練習します。

一見おかしな動きの練習をしているようですが、一つ一つにちゃんとした意味があります。
練習の目的や意味をわかったうえで取り組むのと、目的も意味をわからずに取り組むのとでは、練習の効果に大きな差が出ます。
「これは何のための動きを練習しているのかな？」と考えながら取り組みましょう。

タックルの打ち込みでは、タックルに入ったあとに、グランドにうつらずに相手のバックに回る動きを加える練習をしました。
近年の国際大会などを見ても、従来のタックル→テイクダウン→バック（グランド）というムーブにくわえて、タックル→バック（スタンド）→グランドというムーブがトレンドになりつつあるように思います。
関連する技術もたくさんあるようですので、いろいろとためしてみたいと思います。

さて、春になりずいぶんとあたたかくなりました。
来月には大会参加も予定されており、目標にむかって頑張ろうという雰囲気のなかでよい練習できているように思います。
大会に参加する選手は、普段の生活にも気を配り、けがをしないように練習を頑張りましょう。

今週もおつかれさまでした。