今週の練習9月2日 ~ 久しぶりにみんな揃って練習 ~
【時間】 19時00分~21時00分
【場所】足利大学附属高等学校レスリング道場
【練習内容】
・準備運動
(ジョギング、ダッシュ、マット運動)
・補強運動
(四股、地獄車)
・スタビリティ・トレーニング
・構え、組手、フットワーク練習
・ミニゲーム(しっぽ取り)
夏休みも終わり、今週は、久しぶりに全メンバーが集合しました。
さらに、3名の子が体験に来てくれ、足利大学附属高等学校レスリング部から2名がレスリングを教えに来てくれたので、いつもよりも大勢で練習することができました。
あいかわらずとても暑いので、準備運動をやや短めにして、こまめな水分補給や適度な休憩など熱中症対策を行いつつ、基本的な技術について復習しました。
まずは構えの確認。
体重を両足でほぼ均等に支え、若干前側に重心を置きます。
人間は、右足を前に出そうとする時には、やや左側に重心を移動させて右足を前に出します。
左足を前に出そうとする時には、やや右側に重心を移動させて左足を前に出します。
つまり、左右どちらの足でもすぐに動かせるようにするためには、左右の足で均等に体重を支えておき、左右のどちらにでもすぐに重心を移動させられるようにしなければなりません。
理屈はこうですが、すばやい重心移動を身に付けるためには、とくにかく繰り返し練習し、反省と改善を行う必要があります。
次に組手。
利き手を相手の首の後ろに引っ掛け、逆の手で相手の上腕をつかむのが、基本的な組手です。
細かいテクニックや応用的な組手の方法は無数にありますが、まずは基本からしっかりと練習します。
組手の目的は、相手の構えをくずすことです。つまり、相手の重心を動かすことが組手の目的になります。
例えば、首に引っ掛けた手を下に引き落とすと、相手の重心が前方向に移動し、相手の前側の足(利き足)に重心が移動します。
この瞬間、相手は利き足で体重を支えているため、利き足が動かしにくい状態になります。
構えと組手、さらにはフットワークを組み合わせて相手の動きをコントロールしつつ、ポイントを取るために技を仕掛けて行くのが、レスリングの試合の組み立て方です。
最後に、ミニゲームとしてしっぽ取りを行いました。
練習した構えと組手を使って相手の動きをコントロールできたでしょうか。
秋には壬生大会、足利大会などいくつか試合があります。試合に向けて、基本を大切に練習を重ねていきたいと思います。