今週の練習 4月27日 ~ 受けと取りの力加減 ~
【時間】 19時00分~21時00分
【場所】足利大学附属高等学校レスリング道場
【練習内容】
・準備運動
(ジョギング、ダッシュ、マット運動、etc...)
・補強運動
(四股、ジャンピングスクワット、タックル切り、etc...)
・スタビリティ・トレーニング
・組手、崩し
・タックルに入ってからの攻防
・グランド技練習(背中合わせの状態からの攻防)
・整理体操
こんにちは、足利ミニレスリングクラブです。
今週のは4月最後の練習でした。
5月になると色々な大会へ参加する機会が増えますので、怪我をしないように注意しながら高いモチベーションを維持しつつ練習に励みたいと思います。
レスリングでは、ウォーミングアップの後、タックルの打ち込みやグランド技の約束練習を行い、スパーリングに移るというのがオーソドックスな練習の流れです。
今回は、その中で打ち込みや約束練習の際の受けと取りの力加減について考えてみたいと思います。
打ち込みや約束練習では、全力を出す必要はありませんが、取りが技を掛ける時の感覚をつかめるように、受けがある程度踏ん張ってあげる必要があります。
一方の取りは、力任せに技を掛けるのではなく、タイミングやフォームを確認しつつ技の精度を高めるようなイメージで技を掛けると効果的です。
感覚としては、取りも受けも全力の50%~60%程度の力を出すくらいで十分なのではないでしょうか。
良くない方法としては、受けが踏ん張り過ぎて取りが技に入りづらくなったり、スピードを重視するあまり技に入るタイミングやフォームが崩れてしまったりすることが挙げられます。
選手は一人ひとり実力に差があるので、練習相手の力量に応じて踏ん張る力や技を掛ける強さを調整することも大切です。
レスリングの練習では、打ち込みや約束練習、スパーリングなど、どうしても相手がいなければできないこともあります。
一緒に練習をしてくれている仲間への感謝の気持ちを忘れずに、年齢や体の大きさ、力の強さなどに配慮した練習を心掛けるようにしましょう。
今週も練習おつかれ様でした。