今週の練習 6月8日 ~全中参戦、課題と分析~
【時間】 19時00分~21時00分
【場所】足利大学附属高等学校レスリング道場
【練習内容】
・準備運動
(ジョギング、ダッシュ、マット運動、etc...)
・試合の反省
(中学生のみ)
・補強運動
(四股、ジャンピングスクワット、etc...)
・スタビリティ・トレーニング
・組手、崩し
・タックルに入ってからの攻防
・グランド技練習
・整理体操
こんにちは、足利ミニレスリングクラブです。
本日と明日の2日間の日程で令和6年度 沼尻杯第50回全国中学生レスリング選手権大会が行われています。
ミニレスからは4名がエントリーし、3名の選手が出場、1名は怪我のため欠場しました。
残念ながら2日目まで残ることはできませんでしたが、3名とも一生懸命に戦いました。
全国大会ならではの緊張感の中、少し動きが固かったようにも思いますが、練習の成果がよく表れていました。
ライブ配信を見ながら応援していた小学生のみんなにとっても、中学生のスピード感あふれる攻防や勝利に対する執念などは、とても良い刺激になったのではないかと思います。
夜の練習には、全中に参戦した選手たちも合流し、試合での反省点などを踏まえた練習を行いました。
試合を振り返ると、出場した選手のうち2名は左構えのため、試合でも喧嘩四つの展開となりました。
この2名については、大会前には左脚に対する攻めを想定した練習を行っていたようですが、特に第2ピリオドで体力を消耗して来た段階で、左脚への攻撃を受ける場面が見られました。
全体を通して、グランドの防御にもまだまだ伸びしろがあるように感じました。
ミニレスでは、普段、基本基礎を繰り返し練習するようにしています。
同じ動作を繰り返し練習することによって、動作速度や反応速度を高めたり、技の精度を高めたりすることができます。
武道の形稽古のように流儀を守るという目的ではなく、技の理合を理解して正確で速い動作を作り上げるために、レスリングでは基本基礎の繰り返しが必要となります。
また、普段の練習におけるルーチンワークとは別に、試合後には課題の分析や練習の工夫を繰り返すことが必要です。
全中のように試合の様子がライブ配信される大会では、幸いにも後から試合の様子を映像で振り返ることができます。
どのような場面でなぜポイントを取ることができたのか、あるいは、なぜポイントを取られてしまったのかを確認し、今後の練習に活かしましょう。
加えて、同じ階級の選手や、近い階級の選手とは、別の大会でも試合を行う可能性がありますので、他の選手の戦い方を学ぶことも大切です。
基本基礎を大切にしつつ課題を見つけて一つ一つ克服すること、そして、情報を集めること。
地道にこつこつと努力を積み重ねて、一人の選手としてもチームとしてもレベルアップを目指しましょう。
今週も、試合そして練習お疲れさまでした。